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その人らしさに寄り添う支援

その人らしさに寄り添う支援

介護用品のご提案から、暮らしのサポートまで、
悠優は障がいのある方やご家族に寄り添った福祉サービスをお届けします。
2025年07月11日
見えない障がいとその多様性について

☆「障がい者」という言葉にあるイメージと現実のギャップ

一般的に「障がい者」という言葉から連想されるのは、車いすを利用している方や、視覚・聴覚障がいなど、
身体の一部に明確な機能制限がある方々です。医療的ケアを受けている様子や、補装具を装着している姿など、
目に見える障がいに対する印象が強く根付いています。

しかし、実際には外見からは判断できない“見えにくい障がい”を抱えている方も多く、
その存在はまだ社会的に十分に理解されているとは言えません。


☆ 見えない障がいの具体例と特徴

見た目にはわからない障がいには、以下のようなものがあります:

  • 自閉症スペクトラム障害(ASD)

  • 注意欠陥・多動性障害(ADHD)

  • 学習障害(LD)

  • 内部障害(心臓・腎臓・呼吸器等)

  • 精神障害(統合失調症、うつ病、不安障害等)

これらの障がいは「周囲に理解されにくい」「支援を求めづらい」「怠けていると誤解されやすい」など、
当事者にとって精神的な負担が大きくなることが多いのが特徴です。


☆見えにくい障がいを取り巻く社会的課題

教育現場では、発達障害のある児童生徒が通常学級に在籍することが増え、
教師やクラスメイトの理解不足によるトラブルや孤立が問題となっています。

また、就労の場面でも「空気が読めない」「報連相ができない」と評価されてしまい、
適応障害や退職に至るケースが後を絶ちません。

地域生活においても、障がい者手帳を持っていても見た目では分からないことから、
公共交通機関や施設で配慮が受けられない、心ない言葉を投げかけられるといった問題も散見されます。


☆ 障害者白書から見る最新の状況

2024年に内閣府が発表した『令和6年版 障害者白書』によると、
日本における障がい者数は以下の通りです。

  • 身体障害者:約436万人

  • 知的障害者:約114万人

  • 精神障害者:約614万人
    → 合計:約1,160万人(日本の人口の約9%)

このうち、精神障害者の数が特に増加しており、
見えにくい障がいに対する社会全体の理解と支援体制の整備が求められています。

出典:令和6年版 障害者白書(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/r06hakusho/zenbun/index-pdf.html

2025年07月09日
【ブログ第1号】はじめまして。株式会社悠優です!

皆さま、こんにちは。
この度は、株式会社悠優のホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回からブログをスタートすることになりました。

悠優は、仙台市を拠点に障害福祉・介護支援の分野で活動している法人です。
現在は、共同生活援助(グループホーム)の運営を中心に、
利用者さま一人ひとりが「安心して暮らし、穏やかに過ごす」ことができるよう日々支援を行っています。

福祉の現場というと、少し堅苦しい印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
悠優では“明るく・前向きに・丁寧に”をモットーに、誰にとっても心地よい環境づくりを目指しています。

■ 最後に

初回ということで少し堅い内容になりましたが、

これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
そして、ご利用やご見学、採用などに興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

株式会社 悠優

代表取締役 今泉 英樹